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サーフィン

オフザリップとローラーコースターの違いとコツ

投稿日:2019年8月19日 更新日:

「オフザリップとローラーコースターって何が違うの?」

 

まずは動画で観てみましょう。

オフザリップから。

 

続いて、ローラーコースター。

(動画少ないですねー)

 

これ、こうやって動画などで観て比較してる分には

 

「え、ぜんぜん違うじゃん」

って思うのですが、実際に練習をし始めると、

 

「あれ、何が違うんだろ…」

「てかオフザリップってどうやんのよ…」

となる代表格だと思います。

 

そこで今回は、

・オフザリップの定義

・ローラーコースターの定義

・技を出す時に意識すべき違い

 

を、僕なりの視点で紹介します。

(申し遅れました。サーフィン映画『エンドレス・サマー』のロケ地「セネガル」で週5サーフィンしてるセネ山( @africa_shokai )です)

 

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目次

【オフザリップとローラーコースターの違い】日本語と英語で調べてみたら…

オフザリップとローラーコースターの定義を日本語と英語で調べてみた結果がコチラ。

 

オフザリップの定義

まずは日本語から。

実は、日本語で「オフザリップとは」「オフザリップ 定義」と調べても、きちんと定義が説明されたページってほとんど出てこないんですよね。

 

オフザリップ

オフザリップとは、ボトムターンからフェイスを上がり、波のパワーのあるトップ(今にも崩れそうなリップ)にボードを当て込んでターンする派手なアクション

WAVAL 【How to】サーフィンテクニック-オフザリップのコツ

 

これは間違ってはいないですけど、ちょっと抽象的すぎますよね。

 

続いて、英語です。

ちなみに、オフザリップの「リップ」は英語では「Rip」ではありません。

RipCurlに引きずられて「Rip(引き裂き・裂け目)」だと勘違いしている人多いですが、正しくは「Lip(口・唇)」です。

 

Off-the-Lip

The off-the-lip is a vertical top turn in which the surfer attacks a steep slope, projects half of his board off the wave's lip, and then drives it dramatically down towards the bottom of the wave without losing momentum.

SURFERTODAY "The complete list of surfing tricks and maneuvers"

 

簡単に訳すと、

「オフザリップは、急激な波の斜面に対して、ボードの半分を波のリップから出し、波のボトムに向かってスピードを失う事なく降りるバーティカル(垂直)な動きのトップターンです」

となります。

 

・ボードの半分を波のリップから出す

・バーティカル(垂直)な動きである

という、オフザリップの重要な特徴にきちんと言及していますね。

 

でも、これだけではまだ分からない事もあると思います。

それは、後の僕の説明で補足しています。

 

ローラーコースターの定義

まずは日本語でローラーコースターの定義です。

 

これ、調べてもほとんど出てこないんですよね。

中には、ローラーコースターとフローターを混同した説明をしているサイトも(気持ちは分かりますけどね笑)。

なので、日本語での引用したいサイトはありませんでした。

 

そしてなんと、英語でも、日本語で言うところのローラーコースターの説明をしているサイトは非常に少ないのが現状です。

そんな中比較的まともな解説が載っていたのが以下のサイトです(「Closeout re-entry」がローラーコースターを指しています)。

引用するにはあまりに長いので、ご興味のある方はこちらでご覧ください。

https://www.surfertoday.com/surfing/how-to-do-a-closeout-reentry-in-surfing

 

ちなみに、「Roller coaster」で検索しても、日本語で言うところのローラーコースターの説明をしているサイトは出てきませんでした。

以下のような全然違う説明なら出てきましたけどね。笑

Roller Coaster
An enjoyable manoeuvre on 8 foot waves with a single fin gun, without a leash. To set up the manoeuvre it the days of old a long, smooth, deep bottom turn and then straight up the face to towards the lip as the you are almost upsidedown with the board pointing straight up. At the lip you are weightless as the lip pushes the board under your feet again as you become upright. — From here another bottom turn or the end of the ride if the wave dumps a closeout.
As I remember well it was always great to achieve this because if you didn't complete it was a long cold swim in on winter waves at Rincon. A "roller coaster", a true accomplishment in bigger winter waves without a leash, —as the "kook leash" 😉 wasn't invented in those days. - "Rickard, A Ventura local"

Surfing Waves "Even More Surfer Talk"

 

【オフザリップとローラーコースターの違い】サーフィンの技の定義が曖昧な問題

サーフィンって、まだまだ科学的・理論的な解析・解説・説明が不十分なスポーツだといつも思っています。

技の定義にしても、まだまだ曖昧さがあるという。

「同じ波は二度と来ない」という、まったく同じコンディションが存在しない事が、定義を難しくしていると思いますね。

 

という事で、ここからは、僕が思い切って、オフザリップとローラーコースターの定義を言語化していきたいと思います。

 

【オフザリップとローラーコースターの違い】オフザリップとは

すばり結論。

オフザリップとは、以下のようなアクションです。

 

<オフザリップの定義(フロントサイドの場合)>

①波のリップより上に板のノーズが出る

②角度が波に対して垂直に近い

③波(リップ)の力を利用して板を返す

④後ろ足で板を蹴り込む

⑤かかと側のレールを使う

 

オフザリップの定義①波のリップより上に板のノーズが出る

オフザリップでは、基本的にサーフボードのノーズが波のリップよりも上に出る瞬間があります。

ローラーコースターの場合は、明確に出ない場合もあります。

 

オフザリップの定義②角度が波に対して垂直に近い

英語の定義でもありましたが、角度は重要です。

 

オフザリップの定義③波(リップ)の力を利用して板を返す

そのままですね。

 

オフザリップの定義④後ろ足で板を蹴り込む

後ろ足でテールを波の方向へ蹴り込みます。

しっかり蹴り込むほど、クイックに板が返りスプレーも飛びます。

最初のうちは軽く「蹴る意識」をして、慣れてきたら思いっきり蹴りましょう。

力み過ぎるとうまくいきませんので、蹴り込む直前まではリラックスが重要。

 

オフザリップの定義⑤かかと側のレールを使う

基本的に、オフザリップ時はかかと側のレールが入っています。

ホレてパワーのある波の時や、キレ味抜群のプロの場合など、波のトップで一瞬飛び出すレベルのリップの場合は例外がありそうに見えますが、それでも基本、飛び出す・フィンが完全に抜ける前はレールが入っています。

 

【オフザリップとローラーコースターの違い】ローラーコースターとは

ローラーコースターとは、以下のようなアクションです。

 

<ローラーコースターの定義(フロントサイドの場合)>

①崩れ始めている波に当てる

②波の力を利用して板を返す

 

ご覧いただいて分かる通り、定義の条件が少ないです。

 

ローラーコースターの定義①崩れ始めている波に当てる

落ちてきている波、と言っても良いかもしれません。

 

ローラーコースターの定義②波の力を利用して板を返す

そのままですね。

 

【オフザリップとローラーコースターの違い】ローラーコースターはライディングの最後だけなのか?

よく「ローラーコースターは波の最後に繰り出す技」という解説があります。

たしかに最後にする事が多いですが、それほどレベルの高くないアマチュアのサーファーの場合、

「ライディングの途中でリップは間に合わなかったけどとりあえず当てて繋ぐ」

みたいな流れで繰り出す事もあると思います。

 

【オフザリップとローラーコースターの違い】技を出す時に意識すべき違い

オフザリップとローラーコースターをメイクするために意識すべき違いは以下の通り。

 

波にバーティカルにアプローチする意識

ローラーコースターは、波に対して横からのアプローチでもメイクできるんですよね。

でも、オフザリップは、タテの意識が少し無いとうまくキマりません。

(実際には、オフザリップもそんなに垂直に行かなくてもいいのですが、ローラーコースターとは違います)

 

蹴り込む意識

実際にローラーコースターとオフザリップをやろうとすると、特に違いを実感するのが、この蹴り込みです。

技の使い分けに大きく影響すると思います。

同時に蹴り込みの意識は、オフザリップをよりカッコ良く(キレ良く)メイクできるかどうかに関わってきます。

 

タイミング

波が崩れる直前のリップに当てるのが「オフザリップ」

すでに崩れはじめた波に当てるのが「ローラーコースター」

です。

 

つまり、オフザリップは波のトップまで行きますが、ローラーコースターは必ずしも行かなくてもメイクできますし、そうなる事が多いです。

 

【オフザリップとローラーコースターの違い】重要なのは力を抜く事

どちらにも共通して言えるのは、リラックスして行う事。

特にローラーコースターは力いりません。

オフザリップは、切れ味を出したいなら強く後ろ足を蹴り込む必要がありますが、これも力んでしまうとうまくできません。

 

【オフザリップとローラーコースターの違い】明確な意識が上達のカギ

僕は、サーフィンのすべてのアクションを言語化し、明確化するように心がけています。

感覚では再現性が無いからです。

僕はまだまだ未熟で発展途上ですが、毎日15時間位はサーフィンの事を考えています。

今後も、サーフィンを分かりやすく解説していきます。

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