まずは以下の動画をご覧ください。
「Apple Watchって、サーフィン用腕時計としてどう?」
「耐水性は大丈夫なの?」
僕も最近まで全く同じように思っていました。
しかしながら、色々と調べてみると、
となったのです。
そこで今回は、iPhone・iPad・Mac PCでおなじみアップルの「アップルウォッチ」のすごさを紹介。
その上で、サーファーにはセルラーモデルとGPSモデルのどっちが良いのか、Apple Watch 5と3の比較もしつつ、それぞれがおすすめの人を解説します。
(この記事は、セネガルで1日6時間・週5日サーフィンしてるセネ山( @afsurf1 )がお送りします)
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目次
Apple Watchが「最高のサーフィン用スマートウォッチ」である理由
Apple Watchがなぜ「最高のサーフィン用スマートウォッチ」なのか、理由を紹介。
耐水性能50m
最初のアップルウォッチが出た直後に、
「これ、サーフィンで使えるんじゃね?」
と思ったのですが、初代アップルウォッチは防水じゃなかったんですね。
アップルウォッチには初代のままの印象を抱いていたので、その後も特に注目していなかったのですが、実は、Series 2(2つ目のアップルウォッチ)から50mの防水性能がついていました。知らなかった…。
Series 3のCMではサーフィンがテーマのCMもあったんですね。
もちろん、最新版のSeries 5もバッチリです。
僕は思いました。
「耐水って防水と違うし、ある程度静かに50m潜った場合じゃないの?」
と。また、
「Apple WatchのCMでサーフィンをしているけど、あれはCM上の演出だし」
と斜に構えていました。
でも、実際にサーフィンで利用している人がたくさんいる事、サーフィン中に紛失して6か月後に見つかったけど無事に動いたというニュース
を見た事で、
「大丈夫そうだ」
「まあ最悪壊れても安く買える3ならいいかな」
と思うようになりました。
ライディング距離・スピード・軌跡・本数が計測できる
アップルウォッチは、もはやサーフィンのための時計と言っても過言ではなくなりました。
Dawn patrolなどのアプリを活用すれば、
・ライディング距離
・ライディングの軌跡
・ライディングスピード
・ライディング本数
がすべて計測できるんです。
サーフレッスンにも使える
セルラーモデルを使えば、電話も通信もできる。
つまり、サーフィンのレッスンを受ける際も、陸にいるコーチのアドバイスを、海の上で確認できるわけ。
ライディング直後に自分のライディングのレビューができるとか最強すぎる。
これは上達速度上がる…
遠隔ビデオ撮影も可能
しかも、iPhoneやiPadなどで、遠隔操作でビデオ撮影とかもできますし。
自分でビデオ撮影できるとか最強すぎる。
「えー、でもiPhoneのカメラとかズームしょぼくない?」
と思っているアナタ。
これを使えば、iPhoneでもキレイな画質のまま高倍率ズームができます。
Surfline(サーフライン)の定点カメラによるビデオ撮影も可能
まずはこちらの動画をご覧ください。
世界的に有名な波予報サイト「Surfline(サーフライン)」。
リアルタイムな波の情報を映像で観るためのライブカメラを、世界500か所以上に設置しています。
ざっと確認したところ、太東・部原・由比ガ浜・伊良湖をはじめ、日本でも全国にライブカメラがあります。
サーフラインは、そんなライブカメラを使い、なななんと、
サーフィンの様子をムービーに撮ってくれるのです。
サーフラインの使い方や細かい手順、日本のライブカメラがある場所などは、後日解説記事を出します。
AIによるライディングアドバイスなども登場しそう
これから先、データを分析し、AIがライディングのアドバイスをくれるアプリなども出てくるでしょう。
ライディングを数値化する事で、そうした事が可能になるのです。
Apple Watchは「最高のサーフィン用スマートウォッチ」なのに怖かった理由
こんな最強なApple Watchなのですが、僕的にはRip Curlのサーフウォッチ「Search GPS 2」と迷っていました。
その理由は、Apple Watchは「色々でき過ぎてしまう」から。
「え、それって良い事では…!?」
と思いますよね。
僕がアップルウォッチをためらっていた理由(記事を書いている最中に過去形になりました笑)はこちら。
海の上ではデジタルフリーでいたい
なんか、僕にとって海の上は「デジタル離れできる聖域」的なところがあるんです。
スマホもPCも無い。
電話やメールも来ない。
いつでもどこでもネットに繋がっている今の時代、そういう、完全なデジタルフリーの環境って貴重じゃないですか??
なので僕、正直アップルウォッチは買うのが怖い部分があったんですよね。
海の上の、サーフィンの、あの自然との一体感、開放感、爽快感をなくしてしまう危険がある気がして…。
この辺は個人の好みだと思いますが、かなり迷うところでした。
邪魔そう(笑)
単純に物理的にジャマかなーと(笑)
パドリング時とか。
でもよく考えたら…
他にも色々とためらったのですが、でもある時ふと思いました。
普段は付けず、1か月に1-2回、上達度を測るためにつけたり、レッスン受講時のみ使用する位にすればいいやと。
これで解決です(笑)
最高のサーフィン用スマートウォッチ「Apple Watch」セルラーモデルとGPSモデルがおすすめの人は違う
結論。
・ドコモ、au、ソフトバンクのどれかでiPhoneを契約している人は「セルラーモデル」
・それ以外の人は「GPSモデル」
がおすすめ。
その理由を解説します。
Apple Watchセルラーモデルは「iPhoneをキャリア契約している人のみ使える」
つまり、
「いまシムフリーiPhoneで格安SIM運用している人などは、新たにドコモかauかソフトバンクでiPhone買わないと使えません」
って事。
そのためにわざわざキャリアで契約して買わないですよね。
その代わり、すでに契約のある人は絶対こっち。
上述の通り、通信ができるのでサーフレッスンを受けるのに重宝します。
Apple WatchのGPSモデルは「誰にでもおすすめ」
キャリアでiPhoneの契約をしていない人は自動的にこっち。
単純にセルラーと比較するならって話で、正直こっちでもライディングの分析はできますし超絶役に立ちます。
Apple Watchは「最高のサーフィン用スマートウォッチ」5と3比較して、僕なら3買うかな
Apple Watch 5と3の比較表を作ってみたのですが…
Apple Watch Series 5 | Apple Watch Series 3 | |
ディスプレイ | 44mm, 40mm | 42mm, 38mm |
常時表示Retinaディスプレイ | ○ | × |
ストレージ容量 | 32GB | 16GB(セルラーモデル), 8GB(GPSモデル) |
大きさ | 薄さ10.7mm | 薄さ11.4mm |
耐水性能 | 50m | 50m |
電気心拍センサー | ○ | × |
コンパス | ○ | × |
転倒検出 | ○ | × |
チップ | 64ビットデュアルコアS5プロセッサ | デュアルコアS3プロセッサ |
バッテリー持ち | 最大18時間 | 最大18時間 |
税込価格(GPSモデル) | 47,080円~ | 21,780円~ |
電気心拍センサーは魅力的だと思うのですが、転倒検出とかサーフィン時はいらないし(笑)、コンパスも特に不要。
となると大きな違いはプロセッサ位ですが、3でもデュアルコアだし充分でしょう。
なにより、価格差が大きすぎる。
3を2個買っても5を1個買うより安い。
それ考えると、やっぱ3かなと。
Apple Watch Series 5がおすすめの人は「サーフィン以外でもバンバン使う人」
「普段からApple Watchを使い倒してやる!」
って感じの人はこっち買っても損しないんじゃないでしょうか。
Apple Watch Series 3がおすすめの人は「主にサーフィンで使う人」「とりあえず試してみたい人」
僕もまだスマートウォッチ未体験なので早く欲しいのですが(セネガル売ってないから、日本で誰かに頼まなきゃ…)、さすがに5万円近くするのはためらうんですよね。
「それなら中古の板1枚買えるじゃん」
「サーフスケート買えるじゃん」
「良いフィン買えちゃうじゃん」
とか思っちゃうんですよね。
そう考えると、やっぱ3かなぁと。
Apple Watchは「最高のサーフィン用スマートウォッチ」なので買いです
僕はとりあえずApple Watch 3を買って試してみようと思います。
セネガルにはサーフラインのライブカメラ無いのが残念だけど。
では、みなさんも良いサーフィンライフを!
あ、サーフィンで1年中必要な日焼け止めですが、アフリカの太陽の下でサーフィンしてる僕が検証して分かった「最強の日焼け止め」は以下の記事で紹介してます。
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また、Apple Watch以外のサーフィン用便利グッズを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
あと、僕はセネガルでサーフトリッププログラム「セネサーフ」をやっているので、よかったら遊びにきてください。
こんな波来るので。