サーフィン

【初心者向け】サーフボードのサイズの選び方【身長・体重・体力で選ぶ】

おじがサーフボードメーカー創業者、セネガル山田( @afsurf1 )です。

「どうやってサーフボードを選んでいいか分からない…」

初心者の方や、これからサーフィンを始める方にとって、サーフボード選びはすごく難しく感じると思います。

僕も、最初はどう選んだらいいのかまったく分かりませんでした。

ですが、実際に何本も板を買い、試し、上手い人に質問してまた選び、を繰り返してきた事で、今ではだいぶボードの選び方が分かるようになりました。

(ちなみにここ1か月で2本のサーフボードを買いました)

(しかも、実はいま、アメリカのチャネルアイランドに板をオーダーしてます。届くの楽しみすぎる!!)

 

そこで今回は、サーフボードの長さや浮力などの違いで何が変わるのかを解説。

その上で「初心者向けにはどんなサーフボードが良いのか?」という事への僕なりの答えや、ネット(Amazon)で買える「身長別おすすめボード」も紹介します。

「早くおすすめボード教えて!」という方向けに(笑)、Amazonで買える、身長別おすすめサーフボードは以下の通り。

身長別おすすめサーフボード

それでは、詳しく解説していきます。

(ボード以外のサーフィン道具が知りたい方は、以下の記事をご覧ください)

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目次

【初心者向け】サーフボードのサイズの選び方⓪ショートボードとロングボードは別のスポーツ

「ショートボードをやりたい人でも、最初はロングボードから始めるといい」

「ロングボードから始めた方が上達が早い」

サーフィンの世界では、こう考えている人が意外と多いです。

(野球で言うところの「バットは上から下に最短距離で」的な考え)

 

はたしてこれは本当なのでしょうか?

結論から言うと、これは半分正解で、半分間違いです。

なぜなら、ショートボードとロングボードは、もはや別のスポーツだから

まずここからは、その根拠を、

  • 使用機材の違い
  • テイクオフのタイミング
  • サーフィンリーグの世界最高峰である「WSL(World Surf League)」の採点基準

を元に解説します。

 

機材と環境が違うから、別のスポーツ(サッカーとフットサル、スノボとスキーの関係と同じ)

車で考えても、普通の車とリムジンやトラックでは、運転の仕方(例:曲がり始めのタイミングや視線の高さ)が全く違います

F1やサーキットなどの平坦な舗装路を走るレースと、パリダカールラリーのような過酷な道を行くレースは違います。

タイトルの通り、ボールを蹴ってゴールに入れるスポーツでも、サッカーとフットサルはボールやゴールの大きさが違い、別のスポーツです。

雪山を滑るスノボとスキーでも、乗ってる板が違えば、違うスポーツ扱いですよね。

バレーボールとビーチバレーも違います。

それと同じで、ショートボードとロングボードは別のスポーツなんです。

 

まず、その長さ。

ショートボードが乗用車なら、ロングボードはリムジンやトラックです。

カーブを曲がり始めるタイミングも、目線の位置も、まったく違いますよね。

 

また、環境も少し違います。

ショートボードはロングボードでは乗らないようなホレ上がってくる激しい波にも乗りますが、ロングボードでは長くライディングできるゆったりとした波に乗ります。(比較すると)

 

テイクオフの位置とタイミング

ショートボードとロングボードでは、サーフィンの基本中の基本であるテイクオフからして、まったく異なります

まず、ショートボードのテイクオフを見てみましょう。

(0:14から)

(0:10位から)

 

続いてロングボード。

(1:06位から)

 

(0:20位から)

 

ご覧いただいてお分かりの通り、テイクオフのタイミングが、まったく違います

ロングボードの方は、波が崩れるよりはるかに早く波に押されて立てるのに対し、ショートボードはかなりギリギリになってから立つのが分かるかと思います。

つまり、ロングボードのタイミングに慣れていたら、ショートボードではぜんぜんダメ、という事です。

 

ショートボードの大会の採点基準(WSL)

WSLのルールと規制のページ(英語)によると、ショートボードの採点基準は以下の5つ。

・Commitment and degree of difficulty(コミットメントおよび難易度の高さ)

ライディングの難易度の高さを見ています。

コミットメントとは、おそらくライディングや技の完全性(コンプリートできたのかどうか)を見ているのではないかと思います。

(ここでのコミットメントの意味がもしはっきりと分かる方がいたら教えてください)

 

・Innovative and progressive maneuvers(マニューバーの革新性・先進性)

そのままです。

今まで見た事も無いような革新性のあるマニューバー(ライディングの一連の動き・軌跡)には高得点がつきます。

 

・Combination of major maneuvers(主なマニューバーのコンビネーション)

どのようにマニューバーを組み合わせるかが問われます。

 

・Variety of maneuvers(マニューバーの多様性)

さまざまなパターンのマニューバーが描けると高得点です。

 

・Speed, power and flow(スピード・力強さ・流れの美しさ)

これはシンプルですね。

初心者の方でも一目で分かる違いだと思います。

大きなボトムターンからのバーティカル(垂直)なリップは最高にカッコイイですよね。

 

ショートボードは基本的にトップアクションおよびそれまでの過程(ターンなどのマニューバー)でポイントが加算されていきます。

いかにスピードに乗って、ダイナミックなトップアクションを決めるか、という事ですね。

 

ロングボードの大会の採点基準(WSL)

WSLのルールブック(英語 pdf)によると、ロングボードの採点基準は以下の通りです。

 

Article 70: Judging Criteria for Longboard

The Surfer must perform controlled manoeuvres in the critical section of the wave utilizing the entire board and wave using traditional longboard surfing. The Surfer who performs this to the highest degree of difficulty with the most style, flow and grace will receive the highest score for a Ride. Further to that above, the following are key elements for Judges to consider:

• Nose riding and rail surfing
• Critical section of wave
• Variety
• Speed and power
• Commitment
• Control
• Foot work

順に解説します。

 

The Surfer must perform controlled manoeuvres in the critical section of the wave utilizing the entire board and wave using traditional longboard surfing.

ざっと訳すと、

「サーファーは、伝統的なロングボードサーフィンを用いて、ボード全体と波を利用して波の重要な部分でコントロールしたマニューバーを描かなければならない。」

伝統的なロングボードサーフィンが何を指すのかと言えば、基本的には「優雅なスタイル」「ノーズライディング」などでしょう。

(ですが実際には近年、ロングボード競技の採点におけるショートボード化が嘆かれているのですが)

 

「ボード全体」を使うというのもロングボード特有でしょう。

ノーズライディングや華麗な足さばきが問われます。

 

「波のきわどい(重要な)場所(部分)で」というのは、ショートボードで言うところの狭義のパワーゾーンではなく、優雅なライディングを実現できるようにポジションを取り続ける事の大切さを説いていると思われます。

 

The Surfer who performs this to the highest degree of difficulty with the most style, flow and grace will receive the highest score for a Ride.

ざっと訳すと、

「最高の難易度で最高のスタイル、流れ、優雅さを発揮するサーファーが、ライドで最高のスコアを獲得します。」

「スタイル」や「優雅さ」という点がロングボードっぽさが出ている気がします。

 

Further to that above, the following are key elements for Judges to consider:

ここは単に、「また、審判が考慮すべき重要な要素は以下のとおりである。」的な感じです。

それが以下の7つ。

• Nose riding and rail surfing

そのまま「ノーズライディングとレールサーフィン」です。

ノーズライディングは、ロングボード特有の、ボードのノーズ部分でライディングする技です。

こんなの。

 

• Critical section of wave

「波のきわどい(重要な)場所」

つまり、パワーゾーン含め波を攻めていけって事ですね。

 

• Variety

「多様性」

つまり、さまざまなライディングを披露するとポイント高いって事ですね。

 

• Speed and power

「スピードと力強さ」

これは見てて一番分かりやすいですね。

 

• Commitment

これ、訳すのが難しいですが、ライディングや技の完全性(コンプリートできたのかどうか)を見ているのではないかと思います。

 

ここまでは、ショートボードの採点基準にもありましたね。

ですが、以下は、ロングボード独自のものです。

 

• Control

「コントロール」

ロングボードの長いて重い板を以下に制御するか、という事ですね。

 

• Foot work

「足さばき」

ノーズライディングまでのウォーキングなど、板全てを使うフットワークを見ています。

 

つまり、ロングボードでは、ショートボードのターン&トップアクションとは異なり、ターンが少ない(つまり、直線的な動き)中でどう華麗なライディングをするのかが重要となります。

具体的には、ハングファイブ(片足の指5本をノーズに乗せる)やハングテン(両足の指10本をノーズに乗せる)などのノーズライディング、またその過程で繰り出す足さばき(ステップ)、ノーズライディングによるボードのスピードコントロール、そしてゆったりとした大きく優雅なターンなどが評価されます。

 

素早いターンを駆使し、機敏でダイナミックなトップアクションが評価されるショートボード。

直線的な動きの中で、優雅さを表現するためのボード全体を使う足さばきが評価されるロングボード。

採点基準だけを見てもまったく違いますね。

 

これで、ショートボードとロングボードは、まったく違うスポーツだという事がお分かりいただけたのではないでしょうか。

 

ではなぜ「ショートボードをやりたい人でも、最初はロングボードから始めるといい」と言われるのか?

この説を唱える人は、以下のような理由を挙げ、

「ショートボードをやりたい人も、ロングボードから始めた方が上達が早い」

と主張します。

・ロングボードはテイクオフしやすいから

・ロングボードは波に沢山乗れるから

・ロングボードは安定感があるから

・ロングボードは小波でも乗れるから

・波に乗れた方が楽しくて長続きするから

・ロングボードはレールワークが重要でその感覚はショートボードのボトムターンにも活かせるから

 

まず、いままで解説をしてきたように、上記6つはどれも事実です。

ですが、解説してきたように、ショートボードとロングボードはもはや別のスポーツです。

いくらロングボードで上達しても、ショートボードではまったく勝手が違う

 

なので、

・ロングボードで1年練習した人

・ショートボードで1年練習した人

どちらがショートボードを上手いかは明らかですよね。

そうです。当たり前ですが、ショートボードで1年練習した人です。

 

あと、実はもう一つ理由があると思われます。

それは、たぶんロングボードの方が儲かるから。

サーフボードの卸売価格を英語で調べたところ、ショートボードとロングボードの卸売価格の違いは、小売価格の違いよりもはるかに小さい事が分かりました。

(ショートボードの小売価格は3-20万程度、ロングボードは6-30万程度。ロングボードだと20万超えるものはざらにあります。)

 

次に、ロングボードの方が長続きするから。

「ボードに乗る」という最初の難関だけを考えるなら、ショートボードよりもロングボードの方が、圧倒的にかんたん。

なぜなら、波に押されやすく、テイクオフも早いタイミングででき、なにより圧倒的に安定しているから。

ひとたび波に乗る楽しさを知ってもらえれば、長期的なお客さんになります。

 

そして、最初にロングボード、次にショートボードとする事で、買い替え需要も生まれます

サーフボードは一度買うとなかなか買い替えませんし、飲食店などと違い、遠い場所のお店にわざわざ行く事はあまりありません。

そのため商圏も限られており、顧客の数は限界があるので、サーフショップの経営はとても難しいものがあります。

つまり、いかに顧客一人当たりの売上を最大化するのかが重要なのです。

そこで、昔、誰かがそう言い始めたのでは、と推測しています。

(ただ、僕自身はそういう事を考えていそうなショップ店員さんに出くわした事がありません。どこのお店の方も、本当にサーフィンを愛している方が多く、本当に親身になって色々と相談に乗ってくれます。きっと、そういうショップは淘汰されていったのでしょう。)

 

【初心者向け】サーフボードのサイズの選び方①ショートボードとロングボードどっちをやるか決める

別のスポーツなので、まず自分がショートボードとロングボード、どちらをやるのか決めましょう。

決めるのにおすすめの手順は以下の通り

 

1.サーフィン動画を観てショートボードとロングボードを比較する

まず、ショートボードとロングボードのいろんな動画を観て、自分はどちらを楽しそう、カッコいいと思うか、確認しましょう。

 

2.自分の運動能力や性格を考慮する

次に、自分の運動能力と性格を振り返ってみましょう。

 

・学生時代に激しいスポーツをしていた

・スポーツは少なくとも苦手ではない

・体力には自信がある方だ

・根性なら誰にも負けない

・難しい事に燃えるタイプ

こんな人は、ショートボードとロングボード、どちらを選んでも良いでしょう。

 

それでは、

・水の中が怖い

・体力は無い方だ

・難しい事は嫌になってしまう

こういった人はどちらを選べばよいのでしょうか?

結論は「ショートボードとロングボード、どちらを選んでも良い」です。

 

「上と結論いっしょじゃん(笑)」

と思った方、そうなんです。結論は一緒なんです。

 

仕事だったり、プロを目指すなら「自分が得意そうな方」を選ぶのも重要ですが、趣味なのですから、自分の直感を素直に受け止めて、やってみましょう。

趣味なんですから、その上で、ダメだったらやめても誰にも怒られませんし、やめるのは悪い事でもありません。

 

ただし、です。

「難しい事は嫌になってしまう」方がショートボードをやろうと思うと、ほぼ100%挫折して、すぐやめると思います。

そうした意味では、運動が苦手で、かつ

「楽しい趣味を作りたい」

「長く続けられる趣味を作りたい」

「ショートボードとロングボード、どっちも良さそう」

という感じの方は、ロングボードをやってみるといいかもしれません。

 

3.サーフィンをやっている人に相談する(ショップでスクールを受ける)

1、2を元に自分がやる方を選んだ。

でも、いざ本当に始めるとなると、

・車が無い

・いきなり購入して続かなかったらもったいない

・ポイント(波のある場所)を知らない

などが理由でなかなか一歩を踏み出せなくなってしまう事も。

 

そうならないように、最初はサーフィンをやっている友達や先輩に相談してみましょう。

サーファーは一見コワモテの人も多いですが、サーフィンをやろうとしている人には優しいもの。

それに、一緒に行けばガソリン代も折半できるメリットもあるので、連れて行ってもらいやすいんですね。

その人に、ボードやウェットスーツを貸してもらえるか頼んでみましょう。

もし「いいよ」と言われたらあなたは最高にラッキーです。

 

「いや、そもそも知り合いにサーファーいないし…」

って方は、自宅から遠くないところにあるサーフショップに行って相談してみましょう。

たいていのショップではサーフスクールをやっています。

しかも道具はすべてレンタル可。

 

なぜ海沿いでは無く自宅近辺のサーフショップなのかというと、

・一緒に行く仲間が見つかりやすい

・近所だから気軽に相談できる

からです。

 

ただ、サーフショップはピンキリ。

基本みんないい人達なのですが、上述の通り、サーフショップの経営は大変なので、ある意味で「いいお客さん」でいる事が大切です。

小規模なショップは特に。

一方で、大々的にチェーン展開している大規模なショップは、店員さんの質がピンキリです。

(良い人に当たればいいですが)

 

そういう事が気になる方は、中規模のショップ(複数店舗展開)に行くと良いでしょう。

 

まとめ:自分のやりたいのはどっちなのかを見極めよう

まとめると、

・自分がやりたいのはどっちか見極めよう

・ショートボードをやりたい人は最初からショートボードをやるべし

・ロングボードをやりたい人は最初からロングボードやるべし

・体力や根性に自信なくて、「どうしてもショートのカッコ良いアクションがしたい」というこだわりが無い人は、ロングが無難かも

・まずは試してみよう

とこんな感じでしょうか。

 

【初心者向け】サーフボードのサイズの選び方②ショートボードのおすすめはこんな板

さて、みなさんお待たせしました。

という事で、ここからようやく(笑)、ボード選びの具体的なポイントを解説していきます。

 

【結論】サーフィン初心者は「長め・ロッカー弱め・幅広めのショートボード」を選ぶべし

まず結論から。

初心者は「長め・浮力少し強めのショートボード」を選びましょう。

 

「長めのショートボード」って、なんだか一見矛盾してる言葉ですよね(笑)

何に対して長めなのか、という事を、これから解説していきます。

 

サーフィン初心者は「一般的なショートボードの長さ」より長めの板に乗るべし

まず、一般的に、ショートボードは「身長+10cm」が適切な長さだと言われています。

身長170cmの人なら180cmの板、という感じ。

 

ですが、初心者にはそんなの関係ありません。

「できるだけ長いショートボード」を使いましょう。

 

目安は「身長+20-25cm」

なお、6'5(195.58cm)以下のものをショートボードと呼ぶ事が多いのですが、身長175cm以上の方の場合、20cm以上長いショートボードは無い事になります。そういう方は、ショートボードの中でできるだけ長いものにするか、ファンボードを選びましょう。

なお、小さい人でも30cm以上長いボードとなると、ボードの重心や今後の上達を考えた時に少し長すぎると思います。

(身長に対して)ボードが長くなりすぎると、もはや別のスポーツになってくるので、注意が必要です。

 

サーフィン初心者は「ロッカーが弱め」のショートボードを選ぶべし

ロッカーとは、ボードの反りの事。

初心者は、できるだけ反りが少ない板を選びましょう。

なぜボードの反りが少ない方が良いかというと、その方がスピードが出やすく、安定し、テイクオフが早いから。

 

サーフィン初心者は「幅の狭すぎない」ショートボードを選ぶべし

サーフボードの横幅は、狭すぎないものを選びましょう。

具体的には、身長別に、最低でも以下の数値以上のものを選びましょう。

  • 155cm以下:18 1/4以上
  • 160-165cm:18 1/2以上
  • 160-175cm:19 以上
  • 175cm以上:19 1/2以上

 

長さと幅を取れば、浮力は「少しのオーバーフロー」で良い

サーフボード選びで重要な意味を持つ浮力。

ですが、正直上記3つを気を付けていれば、それほど問題はありません。

なぜなら、長さと幅を取っていれば、薄すぎるボードを除き、基本的にはある程度オーバーフローになるからです。

以下は、レベル別・体重別に適切な浮力のボードを記した表です。

(念のための確認に使いましょう)

この表によれば、

「体重49.9kgの初心者には38.91L(59kgには42.45L、70.3kgには49.2L)のボードが良い」と記されています。

サーフィンやっている人なら分かると思いますが、これ、いくらなんでもめちゃくちゃオーバーフローなんですよね。

この表だと、初心者は上級者の倍のボリュームとなっているのですが、正直さすがに倍はやり過ぎ

ドルフィンスルー(板を沈めて潜って波を避ける動作)のしやすさ、アクションの上達しやすさ(板の輪郭、つまりレールが薄いほどアクションしやすい)などを考えると、浮力がありすぎる板は全くオススメしません。

 

サーフィン初心者におすすめのショートボード

身長別に、浮力などを考慮したおすすめのボードは以下の通りです。

 

【初心者向け】サーフボードのサイズの選び方③ロングボード編

正直、僕はロングボードに詳しくありません。

ですが、原則のようなものを述べる事はできます。

ここでは、簡単に選び方を紹介します。

 

サーフィン初心者はロングボードを「スタイル」で選べ

この動画と、

 

この動画。

 

どちらのスタイルが良いですか?

前者が好きなら、シングルフィン、後者ならスタビライザーが良いでしょう。

 

ロングボードの種類(スタイル)をかんたんに解説

ロングボードは大別すると2種類。

 

シングルフィン:ゆったりとした優雅なライディングを楽しむ(どちらかと言うと長め)

シングルフィンは、その名の通り1つのフィンのみ取り付けるスタイル。

直進性とスピードに優れた特性を活かした優雅なスタイルを目指す人におすすめです。

カリフォルニアスタイル。

 

スタビライザー:ショートボードのようなキレ味を求めるなら(どちらかと言うと短め)

スタビライザーは、ターンの小回りがきくように、シングルフィンの左右に2本のフィンを追加したフィン3本スタイル。

ショートボードのようなアグレッシブなアクションもしたい方にはこちら。

 

なお僕は、シングルフィンの方が好みです。

なぜなら、ロングボードならではのライディングができるのはシングルフィンだと思うからです。

スタビライザーでできる事は、ショートでやればいい気がします。

 

サーフィン初心者におすすめのロングボード3選

前者をお選びの方はコチラ。

CHRISTENSON クリステンソン サーフボード DEAD SLED 9'4 (Dead Beggie サンドフィニッシュ ツヤ無し) デッドスレッド ロングボード
CHRISTENSON(クリステンソン)

Chocolate Fish チョコレートフィッシュ サーフボード Pintail ピンテール 9'4 ロングボード シングルフィン
Chocolate Fish

 

後者の場合はコチラ。長さもロングボードの中では短め(9'0)です。

 

【初心者向け】サーフボードのサイズの選び方まとめ:自分に合ったボードで楽しいサーフィンライフを

これからサーフィンを始める方の参考になればと細かく記したら、だいぶ長くなってしまいました。笑

サーフボード選びの参考になりましたら幸いです。

また、以下では、アフリカの太陽の下で週5日サーフィンして分かった「最強の日焼け止め」を紹介しています。

ぜひ試してみてください。

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  • この記事を書いた人

セネガル山田(セネ山)

西アフリカのセネガルで宿「シェ山田」を運営しつつ、1日6時間・週5日のサーフィン生活満喫中|セネガルサーフツアー「セネサーフ」好評受付中|セネガル観光ラップで晋平太コラボ&TV出演も|著書『アフリカ旅行ガイドブック セネガル』|詳しいプロフィールはコチラ

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