週5日サーフィンしてるセネ山( @afsurf1 )です。
「テイクオフ時の手の位置は?」「左右の手は同じ位置?」
この記事では、そんな疑問にズバリ回答します。最後まで読むと「テイクオフの成功率」が上がり、「ライディングにスムーズに移行できるテイクオフのコツ」が分かるようになります。
先に結論を言うと、
【サーフィンのテイクオフの手の位置】
- 胸と腰の間くらい
- ボードの「上」に置く
- 左手が上、右手が下(レギュラーフッターの場合)
です。以下で理由とともに詳しく解説していきます。
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なお、以下の目次を見ると、この記事の概要が分かります。
目次
僕がサーフィンのテイクオフの手の位置を変えた理由
元々僕は右手も左手も、腰と胸の間位に置き、かつレールを掴んでしまっていました。
それでもそれなりにテイクオフはできていたのですが、
- ギリギリ乗れるかどうかという波に乗れない事が多かった
- 波に押されたはずなのに失速して置いて行かれた
- 早い波でテイクオフ後すぐ横に行けず、抜けられずにライディングが終わってしまう
といった悩みがありました。その原因を探るべく、うまくいった事を残し、うまくいかなかった事をやめる、という形で何度も試行錯誤して、結果として今の手の置き方に落ち着きました。
なので、なぜそうすべきなのか、理由も実体験を元に説明する事ができます。という事で…
サーフィンのテイクオフの手の位置3つのポイント
早速ですが、サーフィンのテイクオフの手の位置について、3つの大事なポイントを解説します。
胸と腰の間くらいに置く
まず注意すべきは、タテの置く位置。基本的には「自分の胸と腰の間くらい」に手を置く事が重要です。それより後ろ過ぎると失速しますし、反対に前過ぎるとパーリングの原因となります。
以前書いた記事の「失速しないテイクオフ」を理解していると、なぜ前に手を置きすぎるとパーリングするのかという理由が分かると思います。もちろん波に合わせて多少は微調整しますが、まずは基本として覚えておきましょう。
以下の動画でも分かる通り、実際、CT選手も旨と腰の間位に手をついています。
ボードの「上」に置く
次は横の置く位置です。手はボードの「上」に置くようにしましょう。
「レールを掴む」のはNGです。けっこうレールを掴んでテイクオフする人がいますが、これには明確なデメリットが2つあります。
1つ目のデメリットは「失速する事」。
って思う人もいるかもしれませんが、正直超変わります。この指達のせいで波を乗り逃す事だって普通にあります。それ位大きなデメリットです。
2つ目は「手を離すのが遅くなる事」。これ、特にきわどいタイミングや、少しレイト気味のテイクオフ、スープで押されて立ちたい時のテイクオフで如実に感じます。実際、このせいで乗り逃す事あります。
正直これについては、僕もなかなかクセが直らず、
のですが、これは本当に大事な事なので、なんども反復練習して、地道に矯正していきましょう。
左手が上、右手が下(レギュラーフッターの場合)
左手は「胸の横」辺り、右手は「腰と胸の間」辺りに置きましょう。
(グーフィーフッターの場合は左手が「腰と胸の間」辺り、右手が「胸の横」辺り)
これにより、最初からライディングに適した姿勢を作る事ができるので、テイクオフ後すぐにライディングに入れますし、早い波でも抜けていける確率が格段に上がります。
ちなみにこれ、意外と「フロントサイドの波の時だけ」と思っている人がいますが、実は、バックサイドでも基本的に同じ手の置き方をします。
その理由は、フロントサイドでもバックサイドでも、ライディングの基本姿勢(特に上半身)は同じだからです。最初から開いてしまっては、深いボトムターンはできません。
もちろん、早い波やホレた波のバックサイドの時は若干手の位置を調整する事はありますが、「基本は同じ」と覚えておきましょう。
テイクオフの手の位置でサーフィンが変わります
今回紹介した3つの手の置く場所は、陸でも練習が可能です。ご自宅、そして海に入る前の砂浜で、意識をして練習するだけで、あなたのサーフィンが確実に変わります。
テイクオフは、知れば知るほど奥の深い世界。僕もまだまだ全然ヘタなので、自分の理想のテイクオフができるように、日々意識してサーフィンをしたいと思います。
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セネ山( @afsurf1 )でした🏄