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2019年は”音声元年”になるか?いま知っておくべき「DKM」「VSO(音声検索最適化)」とは?

2020年までに50%。

これが何の数字かお分かりでしょうか?

 

GoogleのCEO、スンダー・ピチャイ氏は2016年、

「Googleの(モバイル検索の)クエリの20%が、今や音声検索だ。」

と発表しました。

 

そう、この50%という数値は「2020年の音声検索のシェア予想」です。

 

さらに。

2018年12月時点で41%。

この数字はいかがでしょうか?

先日話題にもなっていましたね。

 

そう、これは「米国でのスマートスピーカーの世帯普及率」です。

アメリカでスマートスピーカーは2018年に臨界質量に達した(世帯普及率41%)

 

Amazon EchoGoogle Homeなどのスマートスピーカーの普及も、音声検索のシェア拡大に寄与しています。

では、音声検索のシェア拡大により、いったい何が変わるのでしょうか?

そもそも、なぜ人々は音声検索にシフトしているのか?

音声検索の時代に必要な「VSO」とは?

 

2019年は、日本にとっての”音声元年”になる(スマートスピーカーの普及に伴い音声検索などの音声操作・サービスが米国のように広く普及する)のでしょうか?

年始の良い機会なので、自分の知識を整理するために、色々と調べた事から見えた今後の展望をまとめました。

ちなみに、僕は、ならないと思います。理由は3つあります(後述しています)。

みなさんはどう思いますか?NewsPicksTwitterでコメントをお待ちしています。

 

目次

音声検索の利点は2つの「フリー」である

発明の歴史は面倒くささとの闘いの歴史です。

ご多分に漏れず、音声が注目されているのも、面倒くささが関係しているでしょう。やはり人間、書くより話す方が楽なんですよね。

音声による文字入力(デバイス操作)には、以下の3つの利点があります。

 

・入力スピードが早い

・ハンズフリーで何かをしながら使える

・目線も取られない(アイズフリー)

 

「ハンズフリー」と「アイズフリー」

この二つのフリーが、音声を活用する大きなメリットです。

 

僕個人としては、目線が取られない事をメリットに感じます。

スマホを使用し始めた大学時代から年々強く感じるようになった「目の疲れ」。

昼夜問わず、仕事でも余暇でもスマホとPCで目を酷使しているからです。音声操作によりこれが少しでも緩和される事に興味があります。

そのため、昨年から音声入力で文章を記す事が多くなってきました。

 

音声検索の一般化でスマホの使用頻度が減少

アクセンチュア社が発表した「2018年デジタル消費者調査」によれば、「スマートスピーカー所有者の66%が、スマホの使用頻度が減った」と回答しています。

特に頻度が下がった分野は、

 

1位:音楽などのエンターテインメント(64%)

2位 ショッピング(58%)

 

そして3位にランクインしたのが、

3位:Web検索(54%)

です。

 

スマートスピーカー所有者の半数以上は、スマホでの検索頻度が減少する。つまり減少した分は「スマートスピーカー経由の音声検索になる」という事です。

音声操作の普及をけん引してきたスマホが、スマートスピーカーの登場により使用頻度が下がるというのは面白いですね。

 

検索クエリの長文化・話し言葉化・質問化とAlexaのスキルコマンドの検索クエリ化

Googleの公式ブログによると、Google アシスタント(GoogleのAIアシスタント)を使った検索クエリは、テキスト検索よりも200倍話し言葉(会話調)になっているというデータがあります。

 

たとえばあなたが新しくパソコンを買いたい場合。

 

文字入力による検索では、

「2019 PC おすすめ」「7万円以下 パソコン 高評価 レビュー」

と探すかもしれません。

 

これが、音声入力の場合、

「2019年のおすすめPCは何?」「7万円以下で高評価のレビューがついているパソコンを教えて」

と、長文化・話し言葉化・質問化する傾向があります。

 

場合によっては文字入力で「Amazon Echo Google Home 比較」と調べるものが、音声だと「Amazon EchoとGoogle Homeだったらどっちがいい?」と、検索クエリに含まれる単語自体が変化する事もあるのです。「東京 天気」が「明日の東京の天気予報は?」など。

 

また、Alexaのスキルコマンド(Alexaを音声操作するための呼びかけ方)の影響を考慮する必要があります。

スマートスピーカーにおけるトップシェアを誇るAmazon端末。米国・英国でのシェアは6割以上を誇ります。

https://robotstart.info/2018/11/15/global-smart-speaker-market-share-2018q3.html

https://robotstart.info/2018/11/12/consumer-intelligence-research-partners-smart-speaker-report-201809.html

https://robotstart.info/2019/01/03/smart-speaker-market-in-the-uk.html

 

そして、アメリカでのAlexaのスキル数は、7万個にまで増大しています。

 

(2017年6月末に1.5万個、2018年3月に3万個との情報なので、すごいスピードで増えていますね)

Amazon Alexa Skill Count Surpasses 30,000 in the U.S.

 

また、現在、音声アシスタント(AIアシスタント)のAlexaの利用はスマートスピーカーにとどまらず、様々な他社製品にも広がっています。

 

こうした現状から、今後の検索クエリは「Alexaスキル風の言葉が多くなる」と予想されます。

Amazonのスマートスピーカーなど、Alexa搭載デバイスでの音声操作に慣れたユーザーは、話しかけ方がスキルコマンド風になっていくと考えられるからです。

 

参考:日本のAlexaスキル一覧

https://www.amazon.co.jp/b?ie=UTF8&node=4788676051

 

「2位じゃダメなんですか?」はい、ダメです。検索クエリでトップを取る事の重要性が飛躍的に向上

テキスト検索では、検索結果の1位以外のページも複数タブで開きつつ、情報を比較・検討する事がよくあります。

一方で、音声検索の世界では、2位は存在しないも同然です。なぜなら、検索結果は基本的に一問一答式だからです。

そうした世界で存在感を出すためには、自分のお店は何で勝負するのかを明確化し、何かでナンバーワンになる事が重要になります。

この潮流により、僕は尖った特徴を持つお店の増加が期待されます。最近で言えばサバ料理専門店「SABAR」みたいな。

 

「近くの」検索の増加によるリアル店舗の重要性の増加とAmazonのリアルシフト戦略

デートの待ち合わせ中、スマホの電池残量が少なくなってきた。しかも持ってきたはずのモバイルバッテリーが無い。

「近くの充電済みモバイルバッテリーが安いお店を教えて」と慌てて検索で探す。

 

スマートフォンの普及に伴い爆増してきた「近くの」検索(near me 検索)。

瞬間的ニーズを捉える Near me~検索など増加

 

音声検索の普及に伴い、その数はさらに増加すると考えられます。

この記事にもあるように、人の「すぐ買って手にしたい」欲求はすごい。

 

実はAmazonのWhole Foods買収や、

アマゾンのホールフーズ買収から半年で起こった7つの変化、そして2時間デリバリーが便利!

 

レジ無しコンビニAmazon Go 3000店舗展開も、

 

この潮流を考慮に入れたものです。

 

「この近くでオーガニック野菜のサラダのおいしいお店を教えて」と検索したら、レストランと並んでWhole Foodsのデリコーナーの商品が表示された。迷ったけど、価格を比較して「今日は節約して家で食べよう」と決めた。

なんて事がどんどん起きてくるわけですね。

 

音声元年の「VSO(音声検索最適化)」はほどほどに--検索結果からの機会損失を防ぐ「DKM」を意識すべき

色々と記してきましたが、音声検索の利用普及により、テキスト検索からの大きな変化が予想されます。

こうした変化に対応する事を「VSO」と呼びます。

VSOは「Voice Search Optimization」の略で「音声検索最適化」の事です。

上記でもいくつか触れていますが、具体的な内容としては以下の通りです。

 

1.ローカル検索への対応

・DKMによる正確かつ意図した通りの情報発信

自社(店舗)の情報をユーザーがweb(アプリ)で発信する際、もし間違えた情報を発信されたら…

そしてそれが検索エンジンに自社(店舗)の情報として認識されてしまったら…

こうした事を防ぐため、さまざまなwebサービス・アプリ等で公開されている自社情報(ナレッジ)を一元的に管理する「DKM(Digital knowledge Management)」の重要性が高まっています。

 

みなさんは「Yext社」をご存知でしょうか?

同社はそうしたニーズに応えるため、さまざまなデジタルなプラットフォームに「正確に(各サービスに対応した形で)」情報を反映させることができるサービスを提供しています。

海外ではモルガンスタンレー、グッチ、バーバリー、マリオットホテルなどの有名企業、FortuneTop500社の半数近くがユーザーになっていますが、日本ではあまり知られていません。

 

たとえば「この近くでオーガニック野菜のサラダ200gを700円以内で食べられる営業中のお店を教えて」という検索があった場合。

・オーガニック野菜のサラダの有無

・サラダの重量

・価格

・住所(位置情報)

・営業時間

などが必要な情報です。

 

検索エンジンなどは、HP記載のこうした情報をクロールして、検索結果に表示するわけですが、メニューの表記方法などは、お店によって当然バラツキがあります。

また、上述の通り、うろ覚えでユーザーが間違った情報を発信してしまうかもしれません。

結果、検索エンジンに正しく表示されない、書いてあるのに情報が認識されない、間違った情報が表示される、などといった事がおきます。

そうした悩みを解決し、どの検索エンジン・サイト・アプリでもきちんと自社・自店舗の情報を表示するのに役立つのがYext社のサービスです。

 

そのYext社が4半期ごとに出しているレポートによると、リストの情報の不正確さや情報不足により、103億ドルの機会損失が生まれていると記されています。

音声検索の普及による大きな変化が、近い将来日本でも起きます。

機会損失を防ぎ、潜在顧客へリーチするためにも、今後はDKMの徹底がより重要になります。

(まあYext社はこうしたサービスの提供企業なので、ポジショントークとして多少引いて見る必要はありますが)

We calculated that missing listings cost retailers and local merchants at least $10.3 billion* annually in lost potential revenue.

 

2.モバイルフレンドリーなサイト構築

・サイト表示速度の改善

以下の記事(英語)の通り、音声検索にとってページ表示速度は重要です。

ユーザーは外出先で情報を検索する際、スピーディに検索結果の回答を得る事を期待しています。

可能な限り、サイトの表示速度を改善しましょう。

 

・AMP対応

これは現段階では意見の分かれるところですが、今後GoogleアシスタントなどGoogleのプラットフォーム上でのVSOを考えるなら、サイト速度向上と合わせて必要になってくると思います。

 

・簡潔な回答

Googleの音声検索結果として回答される平均の単語の長さは、英語の場合で「29ワード」。

結論を(各項の)冒頭で示し、その補足情報を記すというスタイルが、今後は重要になります。

文字数だけ多く、かつダラダラと結論がどこにあるのか分かりにくく記して滞在時間を稼ぐサイトは、今後駆逐されていくでしょう。

 

今後サイト滞在時間に代わる指標として「そのサイトの情報が参考になったのかという評価」がなされるようになると「サイト滞在時間が短くて参考になるサイト」が検索結果上位に表示される可能性もあります。

ただ、現時点では、このバランスは難しいですね。サイト滞在時間はサイトの評価にも関わっているようですし。

 

なお当記事では、

・冒頭はイントロダクションとしての問題提起

・結論は各項の冒頭で

という事を意識して記しました。すべての項でできたかは微妙ですが…

 

3.音声検索キーワードを意識したページタイトル設定

・ページタイトルや見出しに回答を含める

質問系が多くなる音声検索でのキーワード。上述のAlexaコマンドの影響も加味しつつ、ページタイトルやh2タグの設定を検討しましょう。

また、ページタイトルや各項の見出しで結論を述べるサイトが優遇される可能性があります。

結論を見出しで知らせつつ、ユーザーが見たくなるようなコンテンツをどう用意するかがキモになりそうです。

 

また、現在の音声検索の主な利用場所は以下の2か所。

・外出先

・自宅などのパーソナルスペース

 

そうした状況を考慮し、自宅で声に出して調べたい事はなにか、という視点でコンテンツを制作する事も大切です。

 

4.AlexaスキルとGoogleアクションの作成

検索結果への最適化とは少し異なりますが、大事な事。

AIアシスタント搭載端末の利用増加に対応すべく、コマンド(スキルやアクション等と呼ばれる)を作成しておくことが大切です。

 

いま、SEOからVSOへの大幅移行をするのは早計だが「Yext」は

米国での動向を見ると、日本での本格普及には1-3年ほどかかるでしょう。

VSOと従来のSEOは異なる部分が多いため、対策当初はマイナスの影響もあるかもしれません。

しかしながら、急激な変化が起きてからでは遅いため、いまから一部試験的に対策し、知見を蓄えておくと良いと思われます。

 

スマートスピーカー・スマートディスプレイから「スマートタブレット」

実はスマートスピーカー利用者の方は「スマートスピーカーは不便だ」と感じる――前述の「ダブルフリー」に早くも疑問符がつく潮流ですが「ちょっとした事をしたいが画面が無い」という点に不便を感じるようです。

そこで登場したのが、小さな画面を持っているスマートスピーカー、スマートディスプレイ、そして「スマートタブレット」。

CES2019でもレノボ社の端末が話題になっていましたが、今後はディスプレイ付きの製品が主流となるでしょう。

スマートスピーカーは、視線を使えない(使いたくない)場所での廉価なサブ機的な位置づけになると僕は予想します。

 

現在、爆発的に普及し新たな市場を生み出しているスマートスピーカー。

自分たちが創ったこの市場を積極的かつスピーディに壊していく姿勢が、さすがAmazonとGoogleといった感じです。

 

2019年は、日本にとっての”音声元年”にならないと思う3つの理由と、なるためのたった一つの条件

ここまで主に米国を中心に世界での市場動向を見てきました。

では、日本では現状どうかというと、まだまだ音声利用の普及には程遠いです。

特にスマートスピーカー(+他の端末含む)に絞って、僕が2019年中には広く普及しない(米国のように世帯普及率40%超はいかない)と思う理由を3つ記します。

 

1.現在の普及率が低い

デロイト トーマツ コンサルティング合同会社が発表した「世界モバイル利用動向調査 2018」によると、

日本は他国に比べてスマートデバイスに対する感度が低い

スマートスピーカーは各国で昨年の2倍近く所有率が伸びているが、日本は3%程度の普及に留まる。

との事。(調査期間が2018年7月から8月なので、現在はもう少し増えているでしょう)

「音声アシスタントを使用する用途」をはじめ、このレポートはなかなか興味深い結果が出ているので、ご覧になる事をおすすめします。

(個人的には、スマートスピーカー経由で電話をする人が意外と多い事に驚きました。さすがにスマホより割合は少ないですが)

デロイト・メンバーファーム
 
世界モバイル利用動向調査 2018
https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/technology-media-and-telecommunications/articles/com/mobile-consumer-survey-2018.html
デロイトのテクノロジー・メディア・テレコムインダストリーが実施したグローバル調査です。デバイス所有、契約キャリア種別の店舗利用状況、5G利用への希望度、携帯電話を利用したコミュニケーション、スマートフォンに搭載されたテクノロジーについて分析しています。

 

他の調査でも「4.2%」高いものでも「8%」となっています。

(なお、サンプル数で比較すると調査されたMMD研究所の調査が一番信憑性が高い気がします。調査期間は2018年8月頭。アクセンチュア社の2017年10-11月より最新で、デロイト社の2018年7-8月と同時期です)

 

年末年始の購入者増加を加味しても、10%は超えていないのではないでしょうか。

ここから2019年中に40%近くまで増加する事は少し考えにくいです。

 

2.日本人の「音に敏感な性格」

音に敏感で、家族間でも他者への配慮をする日本人。

リビングで父親が「アレクサ、音楽流して」とか言っていたら、娘から「うっせーんだよ音楽消せ」とか言われる光景が目に浮かびます。

また、マンションやアパートの場合、スマートスピーカーの誤操作で近所間で騒音問題が発生するなどして、普及が妨げられる気がします。

 

3.Alexaスキル数が米国の30分の1と非常に少ない

いかに普及が遅れているのかを示しています。

 

4.LINEが本腰を入れているはずなのにこの現状

日本では圧倒的な消費者との接点を有するLINE。

このLINEが大々的に発表し、力を入れているはずのClovaですら、広く普及するには程遠い状況です。

そもそも論として、LINE Clovaは音声認識の精度自体が微妙というイメージがついてしまっていますね。

(2018年に操作方法を変更(「ねぇClova」と呼びかける言葉を追加したり)する事で、だいぶ良くなったそうですが)

 

普及するための条件は「デジタルフォトフレーム」を思い出せ

みなさんは「デジタルフォトフレーム」を覚えているでしょうか?

10年ほど前から盛り上がり始め、急に持っている人が増えたと思ったらあっという間に消えたアレです。

みなさんの家にもありませんか?

 

あれ、なんか、みんなやけに持ってたと思いません?なんであんなに普及したのかって事なんですが。

僕が思うに、自分で買おうと思って買った人よりも、プレゼントで(無料で)もらった人が多かったんじゃないかと思うんですよね。

その代表格が、携帯電話会社での「プレゼント(という名の月額課金+2年縛り)」

 

スマートスピーカーも携帯電話会社は売ってるんですが(auがGoogle Home売ってたり)、売り切りじゃ大して儲からないからか、全然力入ってないですよね。

僕、やり方の賛否はさておき、なんだかんだで日本の携帯電話ショップ(ならびに系列会社)の販売力って尋常じゃないと思うんです。

 

なので、

・携帯電話会社がスマートスピーカー開発し販売

・スマートスピーカーへの月額課金が始まり携帯電話会社が取扱を本格化

という事になってくれば、一気に普及すると思っています。

 

普及スピードはさておき、AIアシスタントの利用は間違いなく進むし、音声シフトは不可逆の流れ。みなさんはどう思いますか?

車の運転や料理をはじめ、手がふさがってしまうシーンというのは日常生活に溢れています。

そうした状況がある限り、精度向上および対応端末の増加に伴い、ハンズフリーで使えるAIアシスタントの利用はさらに進むでしょう。

今回は触れませんが、その他にも、音声メディアの再興・新興(日本で言えばVoicyなど)、AmazonのAudibleをはじめとするオーディオブックの利用拡大などの変化がある事でしょう。

 

NewsPicksのみなさんは、2019年、どれほどの音声シフトが進むと思いますか?

コメントでぜひご意見をお聞かせください。

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  • この記事を書いた人

セネガル山田(セネ山)

西アフリカのセネガルで宿「シェ山田」を運営しつつ、1日6時間・週5日のサーフィン生活満喫中|セネガルサーフツアー「セネサーフ」好評受付中|セネガル観光ラップで晋平太コラボ&TV出演も|著書『アフリカ旅行ガイドブック セネガル』|詳しいプロフィールはコチラ

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