サーフィン用腕時計を調べていくと辿り着くのが、リップカールの「Search GPS 2」。
「Apple Watchと比較して、どっちを買うか迷っている…」
という人も多いのではないでしょうか?
サーフィン用腕時計を調べると必ずと言っていいほど辿り着くこの悩み。
そこで今回は、サーフウォッチとして名高い「Search GPS 2」の特徴を紹介。
Apple Watchとの比較表をもとに、どちらがおすすめか、どんな人におすすめか、僕の意見を記します。
(この記事は、セネガルで週5日サーフィンしているセネ山( @afsurf1 )がお送りします)
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目次
リップカールの腕時計「Search GPS 2」とは
リップカール「Search GPS 2」の特徴を解説します。
「サーフウォッチ」というジャンルを確立したパイオニア的商品
いままではサーファー向けの時計と言っても、せいぜいタイドグラフが確認できる位でした。
これらの時計は釣り人の間でも重宝されているものが多いですし、別に「サーフィン用」と呼べるほどではなかった。
ですが、リップカールの「Search GPS」シリーズが出て以来、完全に「サーフウォッチ」という、サーフィン用と呼べる時計のジャンルが確率されたのです。
これは本当に革新的な出来事で、サーフィン界にとっては、ガラケー時代にiPhoneが登場したような、野球にスピードガンが登場したような衝撃です。
定性的だったサーフィンを「定量的」なスポーツにした
いままでサーフィンは定性的なスポーツでした。
(「定性的」とは、数値・数量では表せないもので、そうした部分に着目して評価する事)
実際サーフィンは、大会の勝敗も、人間が見て「上手いと思った人に高得点が入る」という定性的な基準で優劣が評価されています。
(もちろん、技のバリエーションなど、ある程度数えられるものもありますが、絶対的でないからこそ、審査員の評価が分かれます)
一方、多くのスポーツは「定量的」に優劣を評価する事ができます。
たとえば跳び箱なら「何段飛んだ」というのが明らかですし、野球のピッチャーも「時速何キロの剛速球」と、ボールのスピードを数値で表して評価する事ができます。
(こうして数値化して評価できるものは「定量的」であると言えます)
そんな状況を大きく変えたのが、Search GPSなんです。
2014年10月23日、「世界初のGPS搭載サーフウォッチ」として発売されて以来、サーフィン界に大きな衝撃を与えました。
(ちなみに初代Apple Watch発売は2015年4月24日)
ライディング距離・スピード・軌跡・本数を測定可能
リップカールのSearch GPS 2は、GPSを活用し、
・ライディング距離
・ライディングの軌跡
・ライディングスピード
・ライディング本数
がすべて計測可能。
前述の通り、これは定性的だったサーフィンを定量的に変えた。
サーフィンというスポーツにとって革命的な出来事なんです。
アプリでプロの数値もリアルタイムで確認できる
プロがどの場所でどういったライディングをしているのかという情報を得る事ができます。
自分の数値と比較すると、自分がいかにスピードが遅いか、もしくは意外とスピードは速いけど乗る本数も距離も短い、など参考になる事間違いなし。
特に海外サーフトリップへ行く人には、最高の機能と言えるでしょう。
リアルタイムに波情報が分かる
リップカールは波予報サイト「Surfline」とパートナーになっています。
結果、サーフラインのデータをもとに、
・波の高さ
・波の向き
・風力
・風向き
などのリアルタイムな波情報が分かります。
さらに、タイドチャートでは世界トップレベルの1400カ所の潮汐を知ることができます。
ほかにも色々できる
全てのセッションがクラウドに保存されたり、サーファー検索やクラブ作成(グループ的な)というSNS的な使い方ができたりと、ほかにもいろいろな機能があります。
【比較表】リップカール「Search GPS 2」とApple Watch、どっちがいい?
リップカール「Search GPS 2」とApple Watchの比較表を作ってみました。
以下では表をもとに、重要だと思う項目を解説します。
RipCurl Search GPS 2 | Apple Watch Series 3 | Apple Watch Series 5 | |
大きさ | 幅43× ? mm | 42.0×35.9mm 38.6 x 33.3mm | 44mm×38mm 40mm×34mm |
厚さ | 15mm | 11.4mm | 10.7mm |
防水・耐水性能 | 防水100m | 耐水50m | 耐水50m |
重さ | 60g | 42mm : 32.3-34.9g 38mm : 26.7-28.7g | 44mm : 36.5-47.8g 40mm : 30.8-40.6g |
電気心拍センサー | × | × | ○ |
コンパス | × | × | ○ |
転倒検出 | × | × | ○ |
バッテリー持ち | 最大6か月間 GPS使用時 最大10時間 | 最大18時間 | 最大18時間 |
税込価格 (GPSモデル) | 43,796円~ | 21,780円~ | 47,080円~ |
耐久性・防水性能も「Search GPS 2」
耐久性も防水性能も、Search GPS 2の圧勝。
Apple Watchは防水ではなく耐水。
正直、若干の不安が残ります。
(防水:外部からの水の侵入を防ぐ処理や加工をしている事)
(耐水:水に対して変形、変質、破損などの影響が無い事)
Apple Watchの性能について、詳細は以下の記事で紹介しています。
重量は「Apple Watch」が軽い
サーフィン中に重さを感じたらイヤですよね。
そういう意味では、Apple Watchに軍配が上がります。
「Apple Watch」は通信もできる
これは大きな違いですね。
これをメリットとみるかデメリットとみるかは個人差があるでしょう。
(僕の考えは以下のApple Watch解説記事に書きました)
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リップカール「Search GPS 2」がおすすめな人
上記記事の通り、僕はいま、Apple Watch Series 3の購入に心が傾いています。
が、リップカール「Search GPS 2」がおすすめの人もいます。
故障を気にせずガンガン使いたい
Apple Watchは耐水性能50m。
サーフィンをやるからには、故障は覚悟しなくてはなりません。
でもSearch GPSなら防水100mなので、故障の心配はかなり低いといえます。
シンプルな方が良い
Apple Watchのように色々できてしまうとつい海の上でもいじりたくなりますよね。
Search GPS 2はシンプルなので、サーフィンに集中できます。
【結論】リップカール「Search GPS 2」とApple Watchは、どっちも良い
正直、リップカール「Search GPS 2」もApple Watchも、どっちも革命的な時計なんですよね。
それだけでサーフィン体験が変わる位に。
好みによって、好きな方を選びましょう。
なお、サーフィン用スマートウォッチ以外の便利グッズを知りたい方は、サーフィン道具一式を紹介した以下の記事をご覧ください。
あ、サーフィンで1年中必要な日焼け止めですが、アフリカの太陽の下でサーフィンしてる僕が検証して分かった「最強の日焼け止め」は以下の記事で紹介してます。
サーフトリップツアー「セネサーフ」
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